身近な特許第2段は、「きき湯」。商品を手に取ったことがある人も多いと思います。
化学・バイオ系の明細書に限らずですが、「見たことがある商品」の特許明細書は、予備知識があるため読みやすくなります。
例えば、こんなページを参考にするとよいです。
特に、「
開発者からひとこと」のページは、発明の特徴をわかりやすく説明してくれていることが多いので、目を通してから明細書を読むとポイントが掴みやすくなります。
このページには、以下のように発明の特徴が書かれています。
きき湯の特徴は、ブリケットという独特の形状と、湯に入れたとき踊るように発泡する溶け方です。いずれも当社としては初の試みで、開発時にはいろいろな苦労がありました。
入浴剤は、粉末のもの、液状のものなど様々な形がありますが、きき湯はそのどちらでもなく、ある程度の大きさをもった粒になっていますよね。どうもそこの部分に発明のポイントがあるようです。
<きき湯に関する特許情報>
特許番号4014546号
特許権者 ツムラ ライフサイエンス株式会社
発明の名称 固形浴用剤組成物